2009年度スペイン最優秀醸造家に選ばれた、フェデリコ・ルセンド・ディアス氏が手掛けるワイン。ECOCERT エコセール(フランス)、AB アグリクルチュール・ビオロジック(フランス)、National Organic Program(アメリカ)と世界的に認められているオーガニック認証を3つ取得しています。アゴラ AGORAボデガス・アルスピデ BODEGAS ARUSPIDEかつて古代ギリシャで人々が集まっていた広場や市場は「アゴラ」と呼ばれていました。今でもヨーロッパでは、広場に人が集まり、カフェやベンチでおしゃべりしている姿を見かけますよね。今も昔も、広場での交流はヨーロッパでは欠かせないものです。また、アゴラとは道が集まるところでもありました。周囲の街から物が、言葉が、そして文化や技術が運び込まれ混じり合い、新しいものが生まれる場でもあったそうです。白ワインに華やかさ、香り高さをもたらす石灰質土壌の畑は、ボデガス・アルスピデの自慢の一つです。そんな畑で、あえて赤ワインにチャレンジ!【マルベック種】マルベックから造られた「黒ワイン」は、かつてヨーロッパの王侯貴族に愛飲されていました。「黒ワイン」と呼ばれるのは、ポリフェノール含有量が多いため、造られたワインの色が濃くなり、赤ワインなのに黒く見えるから、だそうです。最近では健康に対する関心が高まっていることもあり、ポリフェノール含有量の多さが着目され、再び人気を集めています。通常の醸造では、非常に濃くなるマルベック種、しかし重くなりすぎた場合、果実本来の魅力であるフレッシュな香り・味わいが楽しめなくなる、というデメリットもあります。そう考えた醸造家のフェデリコは、アルスピデの畑の中でも白ワイン用ぶどうに最適と言われる、石灰質土壌にこのブドウを植えました。赤ワイン用のブドウにはコクや力強さを求めるため、粘土石灰質や粘土質の場所にブドウを植えることが多いですが、あえて白ワインに適した畑で赤ぶどうを作る、これがフェデリコの出した答えでした。そして、出来上がったワインは驚くべき香り高さと、滑らかな飲み心地を持ちます。引き締まった酸味や華やかな香り、シャープで切れのある辛口の味わい、白ワインにとって美点となるポイントを兼ね備えた、エレガントな赤ワインに仕上がっています。並の赤ぶどうでは、もしかしたら味わいが薄くなってしまったかもしれません。しかし、個性の強いマルベック種のブドウを使ったため、味・香りが失われることはなく、かえって華やかが加わりました。ポリフェノールをたっぷり含みつつ、上品で飲み飽きないバランスの取れたマルベックのワイン。業界では重さが重視され、味わいに偏りがあった印象のマルベックですが、その新たな可能性を見せてくれた1本です。アルスピデは、今スペインで最も注目される、自然派生産者!酸化防止剤無添加、完全無農薬栽培・・・複数の公的機関が認定、畑からワイン造りまでまるごと自然派の長い伝統を持つワイナリーです!醸造家=エノロジスト は、ずっと蔵にいるわけではありません。良いワインには良いぶどうが必要。そのため、毎日ブドウ畑を見て回ります。醸造学校で教鞭をとるお父さんと一緒に回り、教えてもらうことも・・・入口に並ぶツボはアンフォラと呼ばれる昔ながらのワイン造りの道具です。(アルスピデではまだまだ 現役)同じものが地下セラーに並び、ワイン造りの最初の段階はこのツボの中で行われます。樽の中のワインはここで静かに熟成します。例え地上が40℃を超えても、この地下深いセラーはひんやり15度前後を保ち続けます。自然派ワインは繊細な生き物。健康に熟成が進んでいるかどうか、こうやって頻繁にチェックしているのです。最終チェック。満足行く出来栄えです!毎日の厳しい仕事も、この時の為。⇒ 酸化防止剤を全く使わないサンスフル プラ・サヴィア
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