ロワール地方の大都市トゥールから東に国道76号を車を走らせると、Mareuil-sur-Cherという小さな街に到着します。華やかなトゥールと対照的な何もない非常に素朴な村です。その村でドメーヌを構えるClos Roche Blancheと言えば、今では日本でも有名なビオディナミの生産者。なんと!そのClos Roche Blancheから2002年1月に8ヘクタールの畑を購入してワイン造りを始めたのが、私達に数々の素晴らしい自然派生産者を紹介してくれている新井順子女史なのです\(◎o◎)/!つまり、日本人がフランスでドメーヌを構え、ワイン造りを始めてしまうという、一昔前ならまるで夢のようなお話しです。勿論ワイン造りは、完全なビオディナミで行われています。それも自然派生産者「Clos Roche Blanche」から畑を譲り受けたから出来たこと!新井女史曰わく「この方法が正しいかどうか、実際に自分の手で実践してみたかった」と簡単に言ってのけるところが私達との違いでしょうか(笑。全生産量は何と、たったの10,000本。ロマネ コンティだって1.8ヘクタールに6,000本造るのに、6ヘクタールでこの本数は明らかに経営破綻です。フランスでの評価も非常に高く、まだワインは1本も瓶詰めしていない段階で3回程、マロラクティック発酵が完了していない間にプロ向けにテイスティング会に出品。1. 2003年2月3?5日 Salon d 'Anjou(ロウール地方のワイン発表会)2. 2003年6月23日 Bordeaux Vinexpo中のSaint-EmilionのCh.Meylet(このシャトーはビオディナミ実践者です)3. 2003年9月15日 Paris Bar a Vin Meron(パリでも超注自のワインバー)そのテイスティングでのプロの評価で以下の雑誌で話題を呼びました。『La Reveu du Vin de France No.472 2003年6月号 P.168』トゥーレーヌの中でBEST 6の1つにDomaine des Bois Lucasが選ばれる。他の5つには御存知Thierry PuzelatやClos Roche Blancheの大御所ばかり。『in VINO VERITAS No.95 2003年4月号 P.12(ベルギーのワイン雑誌)』 Salons de Vins de Loire 2003 Wine Star Academyと評し、ACトゥーレーヌの中で6つの造り主を高く評価しており、その1つに選ばれる。『Mes Vins Preferes a mois de 10 Euro Edition 2004 P.224』食の評論家で名高いM. Jean-Pierre Pacalet氏が2004年のワインで、彼のお気に入りの一つとして選出しています。さらには、新井女史がフィリップ・パカレと食事をした際に、その席でパカレが彼女のソーヴィニオン・ブランを大絶賛。ビオディナミの大御所が絶賛するワインが日本人の手によって造られたのです!日本のワイン史に大きな軌跡を残す歴史的瞬間に私達は立ち会っていると言っても大袈裟ではありません。
次へ